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インラインスケート(ローラーブレード) トリックスラローム インストラクターuhouho(ROLLERBLADE契約選手)のブログ


競技アイディア:タグダービー(俗称しっぽ取り)

   


これはuhouhoが大蔵運動公園でクラブ練習時間に、子供たちを中心に鬼ごっこをする時の安全なルールを作っていくうちに出来上がった競技です。
「これなら大丈夫だな」と思えた形が、気付いたらローラーダービーの変形でタグラグビーのように接触しないことを想定した簡易版というイメージになっていました。
このことよりタグダービーと呼ぶことにしました。

ローラーダービー
http://www.jrsf.com/roller_derby/about/

タグラグビー
http://www.tagrugby-japan.jp/education/05.html

タグダービー・ルール概要

完成したルール概要は下記のようになりました。

  1. 鬼(ジャマー)は1名。他の参加者から制限時間内に逃げ切る役。
  2. 鬼以外の参加者は鬼を捕まえる役(ブロッカー)。コースサイズによって参加人数を判断します。大蔵では5,6名が妥当のようです。
  3. 周回コースを反時計回りの一方通行とする。
  4. ジャマーは背中側にタグを付ける。(タオルをズボンに挟むとか、洗濯ばさみでシャツに留めるとか)
  5. スタート地点は、ジャマーとブロッカーは周回の正反対の位置とします。

ジャマーの勝利条件は下記のどちらかを予め決めておきます。
これは、コースや参加人数によって、どちらの方が相応しいかが変わってきます。

  1. 制限時間(1分から2分が目安)を決めておき、その時間を逃げ切ること。
  2. 周回回数を決めておき、その周回を逃げ切り回ること。

ブロッカーの勝利条件は、ジャマーが勝利条件を満たす前に、タグを奪い取ることです。

注意点としては、下記があります。

  1. 参加者は全員互いの体に触れてはならない。
  2. ブロッカーは完全に止まってはならない。遅くとも常に滑り続ける必要がある。
  3. ブロッカーはコースの横1直線上に並べるのは2名以下(コースの幅により変更)とする。

これが出来上がるまでの失敗の過程には、正面衝突の回避や、参加しない人たちが他の練習が出来るエリアを確保するなどの課題がありました。

至るまでの失敗の経緯

(1)リンクの内側のみを自由に鬼ごっこさせ、周回コースを練習用に空けておくというルール

これは、小さなエリア内での鬼ごっこであるため、勢い余って周回コースへ飛び出してくる事が多く、周回コースを回っている方が怖い思いを何度もしました。
また、リンク内でも衝突らしきシーンも見られましたが、小さいリンクであったためスピードが乗らず、それほど危険な状況には見えませんでした。
大きな問題点はエリアを守るのが難しいことでした。

(2)周回コースを逆走ありで鬼ごっこ

この時点で、鬼1名を他の参加者で捕まえるルールにしました。
鬼1名を全員で追う形式だと、滑走が遅くても逃げてきた鬼を待ち伏せできるという形で積極的に参加できることを狙いました。
エリアを守る(中央リンクに入ってこない)というのは解決されました。
しかし、周回コースを使うためスピードが出るのと、捕まえようという意識が強くなりすぎ、真正面からの正面衝突が起こりました(たまたまuhouhoとの衝突で、抱えてカバーできましたが…子どもが軽い脳震盪を起こしてしまいました。申し訳ない…)
この事故により、衝突を防ぐルールの重要性を認識しました。

タグダービーの優れていると思われるポイント

これらの2つの失敗から、タグダービーの形式が出来上がりました。

1.タグを背中につけて、それ以外には触れてはならない。
このルールのお陰で、意図した(ふざけた)接触以外は起こらなくなりました。

2.周回コースを反時計回りの一方通行とする。
これにより、速いブロッカーに追われたジャマーは必然的にゆっくり滑っている他のブロッカーに追いつき、抜かなくてはならない状況になります。
コース取りを考えれば、速く滑れない参加者にもタグを奪うチャンスが生まれます。
このルールにより、自分の滑りに自信がない人でも参加しやすくなりました。

このゲームの運用の注意点は、子供同士で盛り上がりすぎてタックルなどを始めてしまった場合です。
ノータッチの原則ルールを破った参加者には、指導を行う場面が出てきます。
大人の審判がしっかりと見て、破ったメンバーは1,2回不参加、後に意思確認をしてから参加させるといった教育的場面と対面することになります。

とは言え、無差別な鬼ごっこよりも安全ですし、コントロールしやすいです。
大人がやっても白熱します。
オープンが使える人は強いです!
抜く時にオープンターンをされると、タグ奪取はかなり難しいです。

大人にも2分ダッシュは結構キツイですよ(笑)

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uhouho
ROLLERBLADE契約選手uhouhoです。 スラロームを中心にインラインスケートの普及活動をしています。

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