デュアルスラロームレース
2013/06/17

以前にクレージージャンプのコラムで書いた「デュアルスラローム大会」を駒沢で決行した。
※画像はイメージで駒沢のものではありません。
1999年9月18日に30名のエントリーがあった。本当はレースが始まった後にも何名か参加希望者が来ていたのだが、追加登録及びリーグを決める関係上辞退していただいた。この場を借りてお詫びいたします。
しかし、この日は暑かった!真夏並の気温とスケーター達の熱気とで、主催者のこっちがクラクラしてしまいました。
レースのルールは、
・2名同時に1.45m間隔のパイロン15本(女子は12本)をフォワードで走りぬける
・先着者は5点獲得
・パイロン1本ミスにつき2点減点
・合計ポイントで決着
という4点のみの簡単なものであった。その他の細かなルールはドクターが決めて下さったのだが、みんなの頭に入っていたか怪しい…。4つのリーグに分け総当たり戦を行い、上位2名を決勝トーナメント進出とした。
自分のライバルになりそうなスケーターのスピードをチェックしながらイベントを進行する。普段一緒に滑っていないスケーターも居るだけに、見るほうも力が入る。簡単には勝ち進めそうも無いな…。
予め予測していた事だが、自分のトップスピードを知っている人が勝っていた。ここで言うトップスピードとは、制御できる範囲でのトップスピードである。ただ、全力疾走すれば良いというものでは無いのだ。パイロンの間隔や路面状態に慣れているはずの駒沢のスケーターにも随分とミスが目立った。やはり、隣で誰かが滑っているというプレッシャーによるものか。これこそがレースの醍醐味かと思う。
決勝トーナメントに残ったスケーターは、誰が勝ち残ってもおかしくない者達だった。8名中3名はストリートのセッティングのままである事も見逃せない。下村氏などは新品のST-9を卸した日でここまで勝ち進んでしまうのだから…恐ろしい。ここまでくると、速度の勝負よりも精度の勝負になってくる。相手の滑りを気にせずに、自分の滑りを最大限に出来る者が勝つ。もちろん地力の差は出てくるが、それだけで勝負が決まらない事は、トーナメント表を見てもらえれば分かる…かな?
決勝戦は勝部氏(ドクター)と村上(うほうほ)。3走して勝敗を決したが、第1走はお互いにプレッシャーに負けたのか、2名ともパイロンを倒しまくりどっちが勝ったのかわからない(恐らくはドクターが勝者)。第2,3走は自分が走っているので良く分からなかったが、勝ったらしい。全然勝った実感がない。もう一度走っても、勝てる自信はありません…。
なにはともあれ、無事にレースを終了する事が出来た。主催、運営、参加かつ優勝するという図々しい真似をしてしまった。これも参加者、運営協力者がいてこそのレースです。この場をお借りして皆さんに感謝いたします。また、バッククロス部門やワンフット部門をやれとの声がありますので、実施の際には参加、協力の程をお願いします。
結果は一位 村上、二位 勝部氏、三位 梁川氏、四位 真下氏でありました。

uhouho

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