城南島海浜公園でJISSAスラローム検定・ワークショップを運営してきました。
午前はワークショップ、午後はスラローム検定を行いました。
今回のワークショップは「スラロームのルーチンを作る基本的な考え方」です。
JISSAとしては3回目の開催になりました。
- 技の分類、印象
- 技同士のつなぎ方
- 決め技の入れ方
を実際に出来る技を組み合わせて、その場でルーチン作りをしてもらいます。
難しそうに聞こえますが、小学2年生でも作れているので効果は高いと思います。
個人差もあるので、実際には10歳以上が推奨だと思います。
ただ、基本的なルーチンを作れることと素晴らしいルーチンを作れることはかなり違うと思います。
ワークショップでは考え方(フレームワーク)を教えるので、これに従っているとどうしても似通ったものになります。
個人的にはルーチンはスケーターのメッセージだと思っています。
観客にどこを見てもらいたいか想いがあれば自然と構成がまとまってくるものです。
それが「あれもこれもどれも」見てもらいたくて「どうしても勝ちたい」という欲に囚われると、まとまらないことが多いのかと感じています。
音楽も絵もダンスも門外漢ですが、きっと基本的な技術を積んだ上に自分独自の表現を乗せることは同じなのではないかと思います。
最終的には難しい技術をやることが目的ではなく、表現が本来の目的と僕は思っています。
もちろん、純粋な技術を競うことにも大きな価値があります。
陸上競技などを見ていると、強くそう思います。
しかし、技術と表現とは一度分けてみた方が競いやすいのではないか…と最近は思うようになりました。
近日、そのあたりの思考をまとめていきたいと思います。

uhouho

最新記事 by uhouho (全て見る)
- 笠間の公園にスケボー施設 全国屈指の競技エリア規模 来年4月にオープンへ - 2020-09-19
- スポーツ博覧会・東京」10月開催 - 2019-07-26
- 横浜市中区でローラースケート体験会 - 2019-07-18