安平・せいこドームでインラインホッケー可能に

2016-04-28

安平・せいこドームにスポーツコート　インラインホッケー可能に｜苫小牧民報社（2016年 4/27）
http://www.tomamin.co.jp/20160437865

　安平町スポーツセンター「せいこドーム」のアイスホッケーリンク部分にスポーツコートが設営された。５、６月の２カ月間は、縦に車輪が並んだローラースケート・インラインスケートでプレーするインラインホッケーの練習が可能な施設として営業する。スポーツコートを敷いた屋内施設は少ないことから、町内外のインラインホッケーの愛好者に喜ばれそうだ。
　安平町では２０１４年９月、長野冬季五輪の使用施設で使わなくなった２５センチ四方、厚さ１センチの床材を組み合わせて作るスポーツコートを購入。国際規格のアイスホッケーリンク（６０メートル×３０メートル）１面分のコートを確保していた。せいこドームの床は老朽化に伴う凹凸があり、これまでコートを設営することは難しかったが、今春の大規模改修で床がフラットになったことでコートの使用が可能になった。
　インラインホッケーは過去に苫小牧の王子製紙スケートセンターで春から夏にかけて大会が催されるなどしていたが、１２年のセンター閉鎖以降は帯広での開催が主流に。今回、せいこドームにスポーツコートが敷かれたことで東胆振のチーム、選手にとって久しぶりに身近でプレーできる環境が整う。
　また、ハードなボディーチェックがないインラインホッケーは安平町の奨励スポーツの一つアイスホッケーとつながりも深く、氷上競技の底辺拡大にも寄与しそう。また、コートはインラインホッケーだけでなく、フットサルといったさまざまなスポーツでも使用が可能とあり、町民の健康増進にも威力を発揮しそうだ。
　５月上旬にはインラインホッケーチームの使用予約がすでに入っている。ドームでは「ここで練習した東胆振チームが、帯広の大会などでタイトルを獲ってくれれば」と期待を寄せている。使用についての問い合わせはせいこドーム　電話０１４５（２２）３９４４。

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