欧州中心に「ノーカーデー」 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130923/k10014742781000.html
地球温暖化対策としてヨーロッパ委員会が呼びかけている「ノーカーデー」が22日、ヨーロッパを中心に世界各地の自治体で行われ休日の町を市民が自転車で移動する光景が見られました。
決まった日や曜日に車の利用を控えるよう呼びかける活動はヨーロッパではEUの執行機関であるヨーロッパ委員会が公式に提唱し、毎年9月22日を「ノーカーデー」として日本を含む世界中に広がっています。
ことしはヨーロッパを中心にカナダやブラジル、日本の一部の自治体が参加して行われ、このうちベルギーの首都ブリュッセルでは日曜日の22日、一部を除いて車の通行が禁止され、いつもは混雑する道から車の姿がほとんど消えました。
自転車やローラースケートで移動する市民に混じってフィリップ国王夫妻も家族と一緒に自転車で現れ、主催者側はこの1日でブリュッセルの騒音レベルは平日に比べて6分の1程度、二酸化窒素などの汚染物質は3分の1程度まで減らせると説明しています。
ヨーロッパ委員会は「環境問題への人々の意識を高めることで街がより住みやすい場所に変わることにつながる」としています。
最初に「カーフリーデーと違うの?」と思いました。
調べてみると違うようです。
EICネット[環境用語集:「ノーカーデー」]
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2822
特定の日にちや曜日を決めて自動車の利用を自粛するキャンペーンないしはキャッチフレーズ。自動車交通量の総量を規制する方策のひとつとして、渋滞の緩和や大気汚染など、自動車による弊害の抑制を期待して実施される。
日本では、1971年に八王子市が毎週水曜日に、自動車利用を自粛するよう呼びかけたのが最初。2004年現在、行政機関を中心に民間企業等、多くの事業所で取り組まれている。一方で、取り組み参加に向けた呼びかけに留まっている場合が多いことが課題とされ、効果的な取り組み実施のためには、罰則等の規制を導入する必要があるなどの指摘もされる。
類似の取り組みとして、カーフリーデーがあるが、カーフリーデーが区域内の自動車交通を完全規制するなどして都市における“車のない生活”の体感を重視する一方、ノーカーデーは取り組みへの参加が個人の意思・状況に左右され、呼びかけだけに留まる傾向も強い点で、概念的に区別される。
つまり?
▼ノーカーデー:
参加が個人の意思・状況に左右され、呼びかけだけに留まる傾向も強い。
このため、効果的な取り組み実施のためには、罰則等の規制を導入する必要があるなどの指摘もされる。
▼カーフリーデー:
区域内の自動車交通を完全規制するなどして都市における“車のない生活”の体感を重視する。
うーん、統合してカーフリーデーにすれば?
ノーカーデーの検討事項を導入した形がカーフリーデーとほとんど同じようですし。
しかし、八王子市が取り組んでいたとは知りませんでした。
今度、調べてみようと思います。
No cars day in Brussels - YouTube
uhouho
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