【ソチ五輪】オランダ躍進、8種目でメダル16個 競技転向や他国研究が奏功 スピードスケート (産経新聞) - Yahoo!ニュース 2月18日(火)19時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000597-san-spo
ソチ五輪のスピードスケートは16日で男女8種目を終え、オランダが16個のメダルを獲得し、早くも同国史上最多だった1998年長野五輪の11個を上回った。もともと強い中長距離に加え、短距離でも強さを発揮。男子500メートルでは表彰台を独占する躍進ぶりだ。競技特性が共通するインラインスケートから有力選手の転向を促し、他国の技術を地道に研究する姿勢が奏功したようだ。(榊輝朗)
10日の男子500メートルは衝撃的だった。金メダルで表彰台に立った双子の兄、ミヘル・ムルダー(27)を筆頭にオランダが表彰台を独占した。金メダルを狙った日本の加藤条治(29)、長島圭一郎(31)=ともに日本電産サンキョー=は及ばなかった。
オランダのファンフェルデコーチは「この瞬間を目指し、6~7年前から始めた取り組みが実を結んだ」と感慨に浸った。詳細について聞くと「説明するには1時間以上かかるかな」と多くを明かさなかった。
中長距離で無類の強さを発揮してきたオランダは、6~7年前から短距離の強化に着手。競技特性が似ているインラインスケートの有力選手に転向を促し、氷上技術を伝えた。日本の今村俊明コーチは「本当に速かった」と舌を巻いた。500メートルでメダルを独占した3人は全員が転向組だ。
2006年トリノ五輪男子5000メートルで金メダルに輝いたチャド・ヘドリック(米国)は転向組で、氷に乗って4年足らずで頂点に立った。銀メダルだったのがオランダのスベン・クラマー(27)。ヘドリックのスピードに刺激され、オランダが転向を促し始めたのは想像に難くない。
さらに1992年アルベールビル五輪男子500メートル銀メダルの黒岩敏幸氏は、「日本の長島のフォームに似ている選手が多い。かなり多角的に映像分析を行って、情報を選手に伝えているのでは」と指摘する。他国の滑りを徹底研究し、技術向上を進めた。スタート技術を伸ばし、日本の強みを奪った背景でもある。
オランダはスピードスケートの人気が高く、有力選手は広告出演などの契約を得て、年間で千万単位の収入を得る選手もいるという。経済的な“うま味”も、転向が進む背景にあるようだ。
2006年でチャド・ヘドリックが出した結果が、オランダのアイススケート界に影響を及ぼしたというのも面白い見解ですね。
逆の見方をすれば、アイススケートの選手はオフはインラインスケートでトレーニングや競技に参加していないということでしょうか?
これを機に両立していく選手が増えていくと、面白いことになりそうですね。
これでローラースポーツがオリンピック競技になると、さらに状況が変わるでしょうね。
個人的には下記で国際ローラースポーツ連盟は本気のレベルが変わった(怒りにも似た衝動)のではないかと想像しています。
2020年オリンピック ローラースポーツ競技が候補に挙がってから落選するまで
アラク国際ローラースポーツ連盟会長の話 いったん除外した競技(レスリング)をわずか3カ月後に戻すなどという判断をどう理解していいのか。IOCは混乱している。われわれはここまで多くの活動費を費やした。再び五輪入りを目指すか、今は分からない。
ここから、いきなりユースオリンピックにローラースポーツ競技が加わることが決まります。
来夏のユースオリンピックにローラースポーツが加わる
そして、現在のオランダのインラインスケートからの転向組のアイススピード選手の活躍と出てきました。
今回の件も国際ローラースポーツ連盟にとっては、IOCへのロビー活動の材料としては有力な一つになると予想します。
スピードはまったくやったことがないので、外野の好き勝手な意見でごめんなさい。
Michel Mulder op goudjacht in EK - YouTube

uhouho

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