何か楽しいことを見つけて、それを独り占めしたい人もいるかもしれない。
僕は一人で楽しむよりも、一緒に楽しんでくれる人がいた方が楽しいと思ったんだ。
世の中には楽しい事がたくさんある。
僕がたまたま見つけたのがインラインスケートだったというだけで、それを普及することが正義だなんて思ってない。
ただ、楽しいことを伝えたら、つまらない週末を過ごしている人の人生がほんの少しマシになるんじゃ無いかと思っただけなんだ。
wiruzで伝えたいことは、そういうことなんだ。
自分が楽しいと思うことを、隣の人に知らせてあげる。
楽しさを共有できることを、楽しみたい。
もし、知らせてもらったことに恩を感じる人がいたならば、その人にはこう伝えよう
「誰か他の人にも知らせてあげて」
コンセプトは Pay it Forward にとても似ていると思う。
そして、コンセプトを伝える方法としてウェアなどの身につけるものを選んだ。
これは ホワイトバンド のようなものだと考えながら、同じようにPRをしてしまったら、妙な誤解の元になると思い、最初からコンセプトを前面に出すのをためらった。
ホワイトバンド の趣旨は募金活動ではない。
本当の趣旨は「世界のまずしさは克服することができる。この世界にはそのための資源や情報がすでにある。必要なのは『貧困を世界の優先課題にする』という意志をもつこと」という意思を皆で示そうというもの。
具体的には
最貧国の債務を免除する。
援助の質を高めて量もふやす。
貿易を公正にする。
という目標を掲げています。
先進国が債務の利息を取り続ける状況では、募金を募るだけでは焼け石に水であることなどを周知し、政府に呼びかけるための運動だと僕は理解してる。
しかし、日本ではPRを失敗し、趣旨が間違って伝わったようだ。
募金活動だと思い込んだ人々に「ボランティアに見せかけたビジネスだ」とバッシングを受け、トーンダウンしたように僕には見えた。
wiruzも最初からコンセプトを大々的に前に出したとしたら、同じように誤解を受けるのではないかと思った。
だから、最初からビジネスの顔で始めることにしたんだ。
もちろん、ちっとも儲かってないけど(笑)
おかげさまで、この一年間でwiruzに親しみを持ってくれた方が増えました。
手伝ってくださった方々、デザイナーさん、購入してくださった方々…ありがとうございます。
「楽しいことを伝えよう」というコンセプトに合った活動をより増やしていきたいと思っています。

uhouho

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