時速20kmで走る電動ローラースケートがすごい【動画】 | Engadget 日本版 2014年07月10日 13時03分 JST 更新: 2014年09月08日 18時12分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/engadget-japan/acton-r-rocketskates_b_5572882.html
米国のスタートアップ企業ACTONが、電動式のローラースケート『R』シリーズを発表しました。片足につき2つのホイール内にブラシレスモーターを内蔵し、リチウムイオンバッテリーで最高時速 約12マイル(約20km)で走ります。電動ですが、メーカーの呼び名は『ロケットスケート』。実際の走行は続きの動画をどうぞ。
ACTON R Rocketskates は、走れる距離と時間によってR6 / R8 / R10 の3モデルをラインナップします。航続距離と駆動時間は、
R6: 6マイル(約10km)または45分
R8: 8マイル(約13km)または70分
R10: 10マイル(約16km)または90分重量は全モデルで片方 約3kg。
メーカーはRの特徴として、足に履くスケート型としては走行できる距離と時間が長いこと、外付けのリモコンなどを使わずハンズフリーの体重移動で操作できること、ストラップ式でほぼどのような靴でも装着できることなどを挙げています。
電動スケートボードやミニスクーターを分割して足を乗せたような設計ですが、階段や段差はそのまま歩いてすぐに動力走行に移れることも差別化点です。
かかと側にサスペンション付きの補助輪があり、正確には片足サイズの小型電動三輪車に乗っている構造。左右の速度がずれて悲喜劇的状況にならないよう、無線で回転数を同期しています。
リモコンを使わずに体重移動でスタート・停止や加減速できますが、スマートフォン用のアプリも別に用意されており、人の代わりにカメラなどを乗せてラジコンとして操作する機能もあります。そのほかスマートフォンアプリの機能はバッテリー残量や各種ステータスの確認、地図上で走行ルートの表示、ほかのユーザーのデータと連携を含む「インタラクティブゲーム」など。
開発者向けにはSDKも公開し、たとえばスマートウォッチやグラスを使った操作や独自のゲーム、アプリなどを開発可能にします。
ACTON R RocketSkates は実働する試作品を少数生産しており、現在は Kickstarter で量産に向けた出資を募集しています。メニューはただの応援5ドルからディーラー向け4600ドルまで。プロジェクト成功時に R6 モデルひとつ(ペア)が届くメニューは数量限定の最低価格が199ドルから。
しかし募集開始から24時間でゴールの5万ドルを超える出資が集まり、現在は限定数の199ドルコースも249ドルコースもすでに売り切れ。執筆時点ではR8をひとつ(左右ペア)で399ドル、航続距離の長いR10で599ドルなどが選択できます。
つつがなく量産できた場合、出荷は米国内向けが今年10月、欧州やアジア向けは11月になる見込み。なお片方で3kgとかなり重く大きいため、米国外への送料は100ドルかかります。
電動自転車の代わりになりそうですが、充電が気になるところですね。
駐輪場が要らないのも考えると、日本にも需要がありそうですね。
ただ、ローラーシューズの二の舞いにならなければ良いのですが…価格帯が高いので、そういう心配はないですかね?
ACTON RocketSkates Kickstarter Campaign - YouTube

uhouho

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