雑記

2013/10/27神田インラインスケート体験教室

神田小川広場でインラインスケート体験教室を運営してきました。
前日に台風の影響で大雨が降り、一時は開催が危ぶまれましたが、午前中で雨が止み、気温も上がったため無事に開催することが出来ました。

神田小川広場はビルに囲まれていて、ほとんどの時間が日陰になる場所です。
前日に大雨が降り、気温が低いままだと凍結したり、路面が濡れたままになってしまうような場所なのです。
ともあれ、予約は延べ80名の大体験会を中止せずに完了できてよかったです。

今回は他のイベント(インラインスケートフェスティバル光が丘、鵠沼インラインスケートフェスティバル)が被ってしまい、スタッフもギリギリの人数での運営になりました。
uhouhoはいつもは全体を見て回る余裕が有るのですが、この日は初心者クラスを他のスタッフに任せて、中級(スラローム)クラスを担当するので精一杯でした。
なので、初心者クラスがどんな様子だったのかは正直、写真を見るくらいしか分かりません。
が、終わりの挨拶をしているときや、レンタルスケートを片付けているときの表情を見れば、皆さんが楽しんでいただけたのは分かります。
やはり歴戦のインストラクターは頼りになりますね。

参加状況といえば、まず午前のキャンセル率にビックリです。
かつてない約50%のキャンセル…。
朝が寒くて布団から出られなかったのでしょうか!?
次回は12月なのですが、ちょっと心配です…
とは言え、当日参加希望の方もいて、講習会が始まりました。

uhouhoが中級者を担当するときは容赦がありません(笑)
最初にスキルチェックをし、ゆりかごができない子には初心者コースに戻ってもらいます。
できる子と一緒に無理に練習する方が最終的に辛くなることが分かっているからです。
JISSAがやる初心者コースとは転び方、立ち方、滑り方、止まり方までを約1時間でやります。
止まり方を覚えるためにゆりかごをやるのですが、これができないうちは初心者と判断しています。
「滑れるもん!」と自慢気に言う子の中には、数カ月前のこの教室に来たきりスケートを履いていない子もいます。
相手の思い込みに合わせても、誰の得にもなりません。

スキルチェックが終わると、何がやりたいのか、過去にスタンプカードをやったことがあるかなどのヒアリングを1,2分くらいで済ませます。

今回は、大きく分けて以下の3ケースでした。
1.過去にスラロームスタンプカードを押してもらっている。(持ってきた)
2.自己流でスラロームを練習してきたが、自分がどんなものか分からない。
3.普段はアグレッシブで練習していて、滑れるけれど基本を習ったことがないので、習いたい。

1,2は普通にスタンプカードを進めれば良いのですが、3はなかなか難しいケースです。
大人なら普通にスラロームの練習として取り組んでもらうところですが、子供だったので興味を持ってもらうために、アグレッシブに応用が効きそうでパイロンレーンを有効に使えるような練習を中心に行いました。このような場合はカードに捕らわれません。
こういう応用範囲はuhouhoの10年以上に渡るインストラクターの経験が最大に活かされるシーンだと勝手に自己満足しております。

午前も午後もたくさんの方に来ていただき、とても楽しい教室の時間が過ぎました。
午後など、時間が経つのを忘れ、終わりの挨拶を他のインストラクターが始めるまで気付かなかったほど熱中して指導してしまいました。
受講者の皆さんもそのくらい夢中でした。

この3の子は実はfacebookでのお友達(対面するのは初めてじゃないでしょうか?)の息子さんだったんですね。
既にそれなりのスキルがあるので、興味を持たせるのに工夫したつもりです。
お母様も他の小さい子たちが上達していくのを見て、なんだかやる気になっているとかいないとか。

たくさんの方にインラインスケートの楽しさを知っていただけたようで、とてもうれしい一日でした。
インラインスケートは子供だけのものではありません。
むしろ、勝手に練習しまくる大人の方が楽しめるスポーツです!

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ROLLERBLADE契約選手uhouhoです。 スラロームを中心にインラインスケートの普及活動をしています。

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