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インラインスケート(ローラーブレード) トリックスラローム インストラクターuhouho(ROLLERBLADE契約選手)のブログ


インラインスケート初心者向け止まり方の練習方法

      2014/09/20


最も入門者に向いた止まり方は「Aフレームストップ」だとuhouhoは考えています。
スキーでいうところのボーゲンストップ(という呼び方が正しいかは知りませんが…)です。
JISSAの基礎スケーティング向けスタンプカード(以下、JISSA基礎カード)に採用されている唯一の止まり方でもあります。

下記が「Aフレームストップ」の動画です。
http://youtu.be/P-Mfjj7kFKk

このAフレームストップの練習方法の1つとして「ゆりかご」があります。
下記が「ゆりかご」の動画です。
http://youtu.be/kVtrWMC-sf0

ゆりかごのコツを解説

1.Vポジション(カカト同士を寄せ、つま先同士を離した足の位置)でヒザを曲げます。

ゆりかご1
ポイント
・ヒザ同士を離してがに股にならないようにしないと、次のステップで必要以上に力が必要になります。

2.股を開きながらヒザを伸ばします。すると前方向に進みます。

ゆりかご2
ポイント
・開くのと伸ばすのは同じタイミングで行いましょう。タイミングがずれると上手く行きません。
・足先の位置が肩幅から肩幅より少し広い程度までに留めましょう。それ以上開くと、へたり込むように転んでしまいます。

3.ヒザを伸ばしたまま股を閉じ、つま先同士を向かい合わせます。

ゆりかご3
ポイント
・股を閉じようとするときに、お腹やヒザを曲げると上手く行きません。
・足(靴の部分)を寄せようと意識するよりも、股を閉じるように太ももの力を使いましょう。

4.Aポジション(つま先同士を寄せ、カカト同士を離した足の位置)でヒザを曲げます。

ゆりかご4
ポイント
・ヒザを曲げようとして、お腹を曲げてしまうことが多いです。お腹を曲げると前のめりに転んでしまいます。

5.股を開きながらヒザを伸ばします。すると後ろ方向に進みます。

ゆりかご5
ポイント
・開くのと伸ばすのは同じタイミングで行いましょう。タイミングがずれると上手く行きません。
・自分が意識しているより大きく足を開きましょう。肩幅ほど開けないとほとんど後ろに進みません。
・足裏の重心はつま先側にかけましょう。

6.ヒザを伸ばしたまま股を閉じ、カカト同士を向かい合わせます。

ゆりかご6
ポイント
・股を閉じるスピードが早過ぎると、勢い良くカカト同士が衝突し、転倒することがあります。ゆっくりと寄せましょう。

1から6を繰り返します。
これを足が途中で路面から離れてしまったり、途中で止まってしまったりしないで、5往復程度できるように練習します。

「ゆりかご」がスムーズにできるようになったら、「Aフレームストップ」に挑戦してみましょう。

Aフレームストップのコツを解説

1.前に滑走する。グライド(漕がなくても勢いで進む状態)で進めるくらいまで速度を上げる。

Aストップ1

2.グライドのまま両足を揃える。

Aストップ2

3.股を大きく開き、「ゆりかご」の3から5を行う。

Aストップ3

ゆりかご5

ここで「ゆりかご」と微妙に違うのは、股を広げた直後(閉じ始める前)にヒザを曲げ、つま先を内側に向け閉じながら(後ろに進む意識で)後ろ方向へ進むように力を(つま先で地面をこじる様に股を広げ、同時にヒザを伸ばす)入れることです。
「ゆりかご」と同じ程度のスピードでは必要ない意識ですが、ある程度スピードを出した上でのストップにはこのタイミングでのヒザを曲げる動作が必要になってきます。

Aストップ4

前に進んでいる状態で後ろに進む力を加えることで減速することが出来ます。

他の止まり方について

この止まり方は他の止まり方と比較して下記のような特徴があります。
・左右対称の動きである。
・左右対称の重心である。
・足を路面から離す必要がない。

止まり方には他に
・ヒールブレーキ
・Tストップ
・スピンストップ
・パラレルストップ
・パワースライド
などが有名ですが、どれも上級者向け(少なくとも片足滑走やバックスケーティングが安定しているレベル)の止まり方です。

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uhouho
ROLLERBLADE契約選手uhouhoです。 スラロームを中心にインラインスケートの普及活動をしています。

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