男子大回転、久慈中・吉田がV 県スキー3大会第2日 - 岩手日報 (2015.1.14)
http://www.iwate-np.co.jp/sports/y2015/m01/spo1501141.html
スキーの第64回県高校、中学校大会、第55回県選手権(ノルディック)の3大会第2日は13日、八幡平市の安比高原スキー場などで中学校の男女大回転と、3大会の男女距離(フリー)を行い、大回転男子は吉田匠吾(久慈2年)、女子は田村柚月(盛岡・黒石野2年)が制した。
距離の高校男子(10キロ)は藤本雄大(雫石2年)、女子(5キロ)は土屋正恵(盛岡南3年)が前日のクラシカルに続き優勝した。中学校も、男子(5キロ)の田辺凌(雫石3年)、女子(3キロ)の滝沢日菜(八幡平・安代2年)がクラシカルとの2冠を達成した。県選手権男子(10キロ)は若松翔(県教委)が頂点に立ち、女子は土屋が勝った。
最終日の14日は高校男女の大回転と、3大会の距離男女リレーが行われる。
吉田、攻め貫き安定の滑り
積み重ねた努力を自信に初優勝を飾った。男子大回転の吉田匠吾(久慈2年)は「自分の力を最大限に出し切れた」と興奮しっ放しだった。
これまでは腰が回り、スムーズな滑りができなかった。腰を動かさず安定させる。上位を狙うため成し遂げなくてはならない課題を克服した。
スキースクールの安比ジュニアへ久慈から片道2時間かけて通う。昨年6月から10月にかけては自宅近くでインラインスケートを使ってフォームを改良してきた。夏場は中距離を中心に陸上にも取り組む。昨年11月には東北中学校駅伝にも出場。スキーのトレーニングとの両立にも「全く大変じゃない。とっても楽しい」と意に介さない。
12日の回転は1回目に失敗。レース終盤、重心を後ろにかけすぎコースアウトした。「きょうは背水の陣だった」とトップを狙い攻めの姿勢を終始貫いた。
「軟らかい雪だった。急激なエッジングをしないよう注意した」。膝を使って滑らかに。ターンは外足をしっかり踏み込みスピードを落とさない。イメージ通りの滑りで2位に合計タイム0秒26差で逃げ切った。
松浦俊次コーチは「安定感が持ち味。昨季とは滑りが大きく変わった」と成長をたたえた。
全国中学校大会の切符を初めてつかみ熱意は高まる。「東北、全国でも1位を取りたい」と貪欲に上を狙う。
インラインアルペンという競技もありますが、これも両立できる選手が出てくると嬉しいですね。
安床武士選手はインラインのバート(ハーフパイプ)とスキーのフリースタイルを両立していますし、スピードスケートではインラインとアイスを両立している選手もいます。
Takeshi Yasutoko at 2012 Phoenix Park FIS Freestyke ski Halfpipe - YouTube
uhouho
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