第68回 国民体育大会本大会(通称:国体)
のローラースポーツ競技の運営にJISSAとしてスラローム部門を運営してきました。
http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/kyogi/kokutai/rollersports.html
ここでは、運営側(JISSA理事代表)としての視点と、スラローム・シンクロ部門に出場したローリングミニッツの監督としての2点からの感想を記します。
運営側としては、スラローム以外のジャンルも含めこれまで最大のジャンル数を同時に進行するというイベントにも関わらず、ほぼ完全に予定のタイムスケジュール通りに進行し、大きな事故もほとんど起こらず(選手がウォーミングアップか試合かで負傷したとは耳にしましたが)、奇跡とも言える完了の仕方をできたと思います。
複数のジャンルを取りまとめる窓口になった受付は最も大変な仕事だったと思います。
準備に改善の余地が見られましたが、少ない人員でこれだけの準備ができたと誇っても良いレベルだったと思います。
スラローム部門も予定の3分の2程度の時間で運営を完了することができ、今後もどのようにすべきなのかが見えてきたように思いました。
ここからはローリングミニッツの監督としての視点です。
一言で言うと「ローリングミニッツ史上最悪の演技」でした。
uhouhoは今まで、予定を変更してでも一定のレベルに達していない演技は舞台ではやらせませんでした。
他のユニットにステージを代行してもらっても、完成していない演技で舞台には出しませんでした。
今回の演技は、準備段階から言えば、満点ではないけれども許容範囲ではありました。
しかし、事前の注意をした「初めの5秒だけ完全に集中してミスをするな」という言いつけを守れませんでした。
その影響で90秒の演技全てが台無しになってしまいました。
今回、オーキッズに勝てたのは、あちらが城南島大会から演技を変更し、不慣れな演技で挑んできたため、完成度が下がり、相対的にローリングミニッツの勝利となっただけの話です。
オーキッズメンバーのブログを読みましたが、彼らは彼らなりに勝ちたいと考え、演技を変更したように感じました。
今回はたまたまそれが裏目に出てしまったようです。
uhouhoはイベントの当日は、基本的に説教をしません。
説教をするようになると、メンバーはイベントが来るのが楽しみでなく、憂鬱・心配に捕らわれるようになるだろうと予想してのことです。
イベントが楽しみでなくなったら、それまでの練習がただ辛いだけのものになりかねません。
しかし、今回は感情的に本当に説教を始めてしまいそうになりました。
人づてでメンバー同士で「あのミスは無いだろ!」と言い合っていたシーンが有ったようなので、更に鞭打つことはなかろうと、気持ちを収め、何もせず記念写真を撮り解散しました。
あぁ、これでシンクロスラロームも子供の遊びだと、他のジャンルにも思われてしまったことでしょう。
それが何より悔しいです。
でも、これはuhouhoの勝手な欲なのですね。
指導者としてまだまだ未熟です。

uhouho

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