東京ドーム ローラースケートアリーナへ行ってきました。
スラローム教室の講師を勤めました。
今回の参加者は6名!
全員が継続の方々でした。
傍から見ても分かりますが、この教室の参加者のレベルは本当に上から下まで様々なレベルの方が参加されます。
レンタルスケートで滑れるようになった方から、継続してトリックを組み合わせたルーチンを習う方まで、本当に様々です。
スタンプカードの効果で、周囲がどれだけ上手い人がいようと、「自分の課題はコレ!」ということに集中しやすいことが、上級者に囲まれても初心者が萎縮しないで済むのだと思います。
もちろん、参加された方の感じ方も様々だとは思いますが、明確な目標を持てるというのは、ある意味での集中力を生み出しやすくなりますね。
また、スタンプカードの活用方法が自分の過去の反省が徐々に生かされていることも感じることができることがありました。
昔は「トリックは好きに滑れば良いんだよ。順番とかこの姿勢が正しいとか、そういうのは考えなくて良い。好きなようにすれば良いんだよ。」と言っていました。
自分たちはライバルも見ながら、自分で試行錯誤して思うままに勝手に動いていたので、体系的な知識もなく、もちろん教えられるだけの材料が揃っていなかったことを感じます。
教わる方々は「これはこうする方が良い。ここが違うから、こうするようにしましょう。」と明確に指摘された方がずっとやりやすいのだということに気づいたのは比較的最近です。
(スラロームに限らず)教える機会が増えるにつれ、語彙(説明方法の種類)も増えましたし、参加者の反応によってやり方を変えられる柔軟性も身に付いてきたと思います。
こういった経験から、「知識」とは「1つのことを細かい分類に出来ること」であり、「知識が深い」というのは「1つのことをより細かく分類出来ること」なのだと考えるようになりました。
細かい分類を理解していると、どこまで説明すべきなのか選択肢が増えるのです。
例えば、ウィール一つ取っても、周囲のタイヤ部分とコアに分かれます。
コアとハブと呼ぶ人がいるのは、コアは総称でハブ(ベアリングを受ける部分)・スポーク(ハブとリムを繋ぐ部分)・リム(タイヤと接合する部分…リムがあるのか無いのかウィールにもよるので、リムと呼ぶので良いのか自信がイマイチありませんが…)に分かれているからだと思います。
道具を例にすると説明しやすいですが、技術になるとかなり難解に感じます。
スポーツだけでなく医学なども過去の理論が通じなくなることがよくありますし、日々精進しかないのかなと感じるこの頃です。

uhouho

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